シルバー人材センターは、定年退職者などの高年齢者に、そのライフスタイルに合わせた「臨時的かつ短期的又はその他の軽易な業務(その他の軽易な業務とは特別な知識、技能を必要とする就業)」を提供するとともに、ボランティア活動をはじめとするさまざまな社会参加を通じて、高年齢者の健康で生きがいのある生活の実現と、地域社会の活性化に貢献しています。
センターは原則として市町村単位に置かれており、国や地方公共団体の高齢社会対策を支える重要な組織として、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づいて事業を行う、都道府県知事の許可を受けた公益法人で、「自主・自立・共働・共助」の理念に基づき、会員の総意と主体的な参画により運営する組織です。
シルバー人材センターは、地域の家庭や企業、公共団体などから請負又は委任契約により仕事(受託事業)を受注し、会員として登録した高年齢者の中から適任者を選んでその仕事を遂行します。仕事の完成は、契約主体であるシルバー人材センターが負います。
仕事の発注者と会員の間に雇用契約はありませんので、請負代金は一括してシルバー人材センターが受け取り、従事した会員に配分金を支払うことになります。
当シルバー人材センターは、益々多様化する時代の要請に迅速かつ的確に応えながら「自主運営基盤」の確立に最大限努力し、高齢者の生きがいとなる活動拠点とし、以下の項目を基本方針として事業運営を進めています。